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おうちごはん[150225]

150225

先日仕込んだピクルスが

いいかんじに漬かりました。

今回、もらったエシャレットを

どうしてもピクルスにしたかったワケがあって、

それは、

ずっと苦手だったらっきょうを

ついこの間、なんと30年ほどの時を経て克服したから。

しかもらっきょうを克服した翌日に、

エシャレットをもらったから。

日本のエシャレットは、別名「若採らっきょう」。

らっきょうを克服した今、

これをピクスルにしても美味しいと思えるはず!

私は大人!

と鼻息荒く、ピクスル液を作ったのでありました。

さて、私のらっきょう嫌いの歴史をふりかえると…

それはもう、よく覚えてないくらい小さい時のこと。

おばあちゃんの家で、

お手製のらっきょうを

ふるまわれたことが歴史の幕開けです。

はじめて食べるらっきょう漬け、

何やらツヤツヤしていておいしそう…

ぱくり…

え!なに!?すっぱい系!?いや甘いのか!?

とにかく予想外すぎる味!

…おえ。。。

てな具合で、予想した味と違いすぎて

吐き出し、それ以降30年間、

「きらい」な食べ物というレッテルを貼られ

わたしの口に入ることはなかったのです。

でも20代後半にもなると、

わたし自身、うすうす気づいていました。

あれ、たぶん今となってはむしろ好きな味だよなー、と。

それでも、たまにしかお目にかからない上に、

食べても食べなくても良いような立ち位置の

「きらい」にあえて挑戦しようとは思えず

時は過ぎました。どんどん過ぎました。

で、去年、ふと思ったのです。

次に目の前に現れたら食べみようと。

そして2015年2月。

時はきました。意外にすぐ。

めずらしく喫茶店でカレーを頼んだら、

普通に出てきました。

その時はらっきょうのことは忘れていて、

ただカレーが食べたくて頼んだから

一瞬焦ったけど、でも、でも、いきました。

…もうね、想像通りすぎる味だし、

分かりきっている食感だし、

「ですよね」って感じでした。

克服した感動とか、まるで無し。

それで、らっきょうきらいの歴史は終わり。

簡単。長かったけど。

そんなわけで、今回つけたエシャレットも

もちろん美味しく頂きました。

めでたし。

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